身体

腰痛の原因は脳疲労? 〜整骨院の患者さんが教えてくれたこと

はじめに

私は株式会社あっ晴 みなみ鍼灸整骨院グループの経営をしています。
25年間、様々な患者さんのお身体と向き合ってきました。
その結果、「現代人の体調不良は肉体だけではない」と考えて、研究所をつくりました。

以下は、その考えのきっかけになったお話です。

「先生、私は腰の骨がへしゃげるんです!」

Aさんは60歳前後の男性。会社員をされています。
30代の頃から腰痛に苦しみ、数年前に脊柱管狭窄症と診断されました。
糖尿病もあり、手術はできずに長年、腰痛に苦しんでおられました。

(脊柱管感狭窄症とは、背骨が歪んでしまい神経をギューッと絞るような状態になる病気です。腰と足の痛みが重く、悪化すると数歩歩くだけで痛くてうずくまってしまいます。)

弊社の整骨院で治療を続けておられました。痛みが6割ほど良くなってから回復しないので私が治療することになりました。

私    「Aさん、いかがですか?」

Aさん  「先生、
      治療してもらったら調子良いけど、
      また痛くなります。
      これ、治らないですよ」

私    「そうですか。なぜ、そう思うのですか?」

Aさん  「週に1回、会社で重たい荷物を
      運ばなくてはいけない日があるんです。
      私、重たい荷物を持つと、
      腰の骨がへしゃげるんです。」

私    「えっ?どういうことですか?」

Aさん  「ですから、先生、
      私の腰の骨がへしゃげるんです。」

私    「ほんまですか?」

Aさん  「ほんまです。」

私    「Aさん、ごめんなさい。
      それならすぐに整形外科に行きましょう!
      レントゲンやMRIの検査受けましょう!
      私には骨がへしゃげるのは治せない。」

Aさん  「いやいや先生、治療してくださいよ。」

私    「いやー。無理です。
      紹介状を書きますのでお待ちください」

Aさん  「そんなん、言わんどって下さい。
      骨はへしゃげませんから」

私    「ほんまに?」

Aさん  「ほんまですって」

私    「へしゃげるって言いましたやん」

Aさん  「いやいや、先生、待ってーな!
      ほんまにへしゃげませんから!」

私    「絶対?絶対にへしゃげへん?」

Aさん  「はい。絶対です。治療してください」

Aさんの来院は土曜日だけ。翌週の土曜に来院された時の会話です。

Aさんのその後

私   「どうですか?」

Aさん 「先生、聞いてください。
     今週は楽でしたー!
     重いもん持っても大丈夫でした。」

私   「骨はへしゃげませんでしたか?」

Aさん 「もう、先生、かなわんわ。
     骨はへしゃげませんから」

Aさんの腰痛はかなりの重症でした。
肉体へのアプローチだけでは、どうしても治らない痛みが
これだけの会話で改善したのはどうしてでしょう?

身体は思った通りになる?

あなたは船酔いをしますか?
船酔いをする人は。船に乗る前から「私は、絶対船酔いをするねん」とお薬を飲みます。
でも、船酔いします。

あなたは腹痛などでお医者さんにかかったことはありますか?
「軽い胃炎ですね。このお薬を飲んでください」とお薬を処方されて、
まだ薬を飲んでいないのに、腹痛がマシになった感覚になったことはありませんか?

あなたは、幼い頃転んで膝を擦りむいて泣いたことはありますか?
お母さんが「痛いの痛いの飛んでけー!」をしてくれただけで、
まだ膝の傷は癒えていないのに、平気になったことはありませんか?

身体はあなたの思った通りになるのです。

そして「思う」のは脳の作用です。

また、あなたにとって不具合な症状がずっと続いているとすれば、

あなたの生活習慣や、あなたの思い方が

あなたの人生を前に進めるための不具合を教えてくれているのかもしれません。

Aさんのように一言だけで身体は変化することもあるのです。

体調不良も脳疲労?

様々な身体の不調が、なかなか治らないとしたら、

不調の原因が、あなたの脳疲労の可能性があります。

心当たりのある方は、お気軽にご相談ください。

ゆっくり水素吸入をするだけで、脳も身体も休めることが出来ます。

続けていると、毎晩の睡眠の質が良くなります。

もし、身体の不調からのメッセージを知りたい方は

私が一緒に向き合っていきますよ。

身体からのメッセージを読み取ることは私のライフワークです。

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